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経済学部 国際経済学科

太田智子先生((株)伝統みらい)の講演を開催しました。

7月28日(金)に、経済学部の専門教育科目「中小企業論」で、太田智子先生の講演を開催しました。
この科目では中小企業発展の歴史、日本経済における中小企業の役割、中小企業の強みと弱みを踏まえた経営戦略などを学びます。受講生の多くは、自らの進路選択に役立つ企業の見方や、キャリア形成に役立つ仕事への向きあい方に興味を持ってこの科目を受講しています。

今回お越し頂いた太田先生は、行政書士、社会保険労務士として多数の企業?経営者のサポートしつつ、京都や奈良などで活躍中の伝統工芸の匠の方々と交流しながら、独自の視点で伝統文化や伝統技術と先端技術との複合化を目指した市場開拓を行っていらっしゃいます。本講演では、大学卒業後に“普通の就職”をした太田先生が、どうして企業家の道を選ぶことになり、その後、どのようにして事業を育ててこられたのか、また、そこで大切にしてこられた考え方についてお話しいただきました。特に、「おもてなし」の心を持ち、それを適切に表すことが仕事の成果に結びつくこと、将来に実現したい夢を列挙して一つずつ実現していくことの大切さについて、ご自身の経験や研究成果から詳しく解説して頂きました。受講生にとっては、普段なかなか聞けない起業家のチャレンジ精神とそこから生まれた成功への過程をリアルに知る機会になり、大きな刺激を得ることができました。

「中小企業論」では、このように、地域で活躍している経営者の方々や企業の実像を紹介することで、価値創造のプロセスに参加する面白さを学生に伝えていきたいと考えています。太田先生、また太田先生をご紹介くださいました大阪労働協会、講師マッチングプラットフォームを主催された近畿経済産業局の皆さまに厚く御礼申し上げます。

太田智子先生の講演太田智子先生の講演
太田智子先生の講演太田智子先生の講演